高血圧動物園

高血圧で脳梗塞になり頭蓋内圧が亢進するメカニズム

血圧とは、血液が血管に与える圧力のことであり、血管に与える圧力が高まることによって血管は厚くなっていきます。
高血圧になり血管が厚くなると、血液が流れにくくなることからさらに血管が厚くなり、動脈硬化が進みます。
動脈硬化が脳内にでき、脳内の血管に血栓ができると、脳梗塞になります。
脳梗塞になると、血管詰まった場所やその周辺に水分がたまり脳浮腫が起こり、脳の容積がまして頭蓋内圧が亢進するというメカニズムです。
頭蓋はかたい頭蓋骨でおおわれており、頭蓋内の容積は限られていることから、高血圧が原因で脳梗塞になり、水分がたまると、脳内の圧は高くなっていきます。
脳には代償機能が備わっているので、頭蓋内の圧が高くなっても、高くならないようにする機能を備えてはいるのですが、代償機能がくずれると脳内の圧はさらに高くなっていきます。
脳内の圧が高くなると、脳の組織の一部が正常な位置から移動したりはみ出したりして、周囲にある脳組織を圧迫してしまします。
このように脳の位置が移動してしまうことを脳ヘルニアといい、脳に加わる障害は悪くなる一方で、脳の働きが低下して生命の危険になってしまうというメカニズムです。
頭蓋内圧亢進の症状は、2種類あり、急性症状と慢性症状があります。
見た目にわかる症状は、急性のものでは意識障害や瞳孔不同、からだの片側のまひや呼吸困難などがあります。
慢性の症状は、編頭痛と嘔吐があり、嘔吐は噴水のように吐いてしまうのが特徴的です。
高血圧はサイレントキラーと呼ばれるほど自覚症状のない病気でありながら、動脈硬化は血管の細い脳内や心臓などに起こりやすいメカニズムがあるので、高血圧にならない生活を送ることが極めて大切です。

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